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48.トレーニング好きこそ休養を(前編)
2022-07-25
カテゴリ:健康,運動
皆様こんにちは、こんばんわ!
明楽フィットネスクラブの藤井です!

第48回のコラムテーマは【トレーニング好きこそ休養を:前編】と題してお話したいと思います。



健康の三大要素、と聞いてパッと思い浮かびますか?
 
“運動” “栄養” “休養” ですね!
 
今日はその中でも、一般の方にとって忘れられがちな”休養”について触れていきます。
 
特にスポーツ競技をやられている方や、フィットネス始めたてでドハマりしている時期の
方々にありがちなのですが、1週間で1度も休みなくトレーニングをしたり、
どうしても毎日走ったりしないと精神が落ち着かない、という状況。
 
実際、それでも競技力やトータルパフォーマンスの向上、またボディメイクであれば身体に
変化が出てきていたり、各トレーニング種目で扱える強度(重さや回数など)が
伸びてきているのであればまだいいかもしれません。
 
ですが、当然のことながらその状況や成長は長くは続きませんし、逆に長い目で見て
その”毎日”が続けられる状態なのであれば、もうその頃にはそのトレーニングは自身に
合った適正強度のトレーニングではなくなってしまっているとも考えられます。
 
つまりは、絶対的に”休養日”というのは必要だ、とお伝えしたいわけです。
 
まず大前提として、スポーツ競技をやっている方であれば競技のパフォーマンス向上が、
ボディメイクであれば身体の変化やトレーニング自体の強度向上が重要になります。
 
そのために日々練習やトレーニングをしているわけで、簡潔にいってしまえばそれらは
“手段”であって”目的”ではないわけです。
 
仮に毎日、週7日トレーニングを続けた場合、どんなリスクが考えられるでしょうか?
 
まず考えられるのはケガのリスク増加です。
トレーニングは筋肉だけでなく、関節や骨、脳の疲労(神経系疲労)も生じます。
どんなことも負荷や刺激に対して、回復が必要です。
その回復が充分に与えられない場合、いずれはケガに繋がるのは明白です。
競技力向上や身体の変化という“目的”に対し、ケガはもっとも恐れるべきリスクです。
 
また休養をとらずに続けることでケガに繋がらなかったとしてもトレーニングの質が
落ちることがわかっています。
大きな要因としては神経系の疲労の影響があります。
筋肉自体の回復に比べ、神経や関節の回復は時間がかかるとされており、神経疲労が
蓄積した状態だと筋肉をうまく使うことができなかったり、筋肉への刺激がうまく
入れられないなどが生じてしまいます。
結果的にトレーニングの効果が落ちてしまい効率も悪くなってしまう、ということです。
 
次に考えられるのは精神的な疲労、つまりはやる気の持続やモチベーション維持の難しさです。
なにごとも同じレベル、同じ熱量、同じ量でやり続けるというのはとても難しいものです。
※もちろん「関係ねぇ!続けられるぜ!」って人もごくごく稀にいるとは思いますが...
当クラブのようなフィットネスクラブでも、ままあることですが入会した最初の月の利用回数が
やたら多く、2ヶ月目や3ヶ月目と進むにつれて利用回数が減ってきてしまう...
これは心理的なところを鑑みると当然と言えば当然のことでもあります。
休養というのは身体のためにはもちろん、精神的にも当然必要不可欠なのです。
 
そんなわけで今回の記事では”休養”がなぜ必要か、について解説していきました。
次回のコラムでは『どのような休養がいいのか』についてお話していこうと思います。

それでは次回のコラムもお楽しみに!
 
Training Enriches Your Life♪
Written By MeirakuFitnessclub Fujii.
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