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53.読書も立派なトレーニング
2022-08-29
カテゴリ:健康
皆様こんにちは、こんばんわ!
明楽フィットネスクラブの藤井です!

第53回のコラムテーマは【読書も立派なトレーニング】と題してお話したいと思います。



タイトルからして「この暑さで頭おかしくなったんじゃ…?」と思われた方もいるかもしれませんが...
今回の記事は読書について、そして”トレーニング”という言葉について少し語っていこうと思います。
 
このコラムの読者様方はきっと、活字が苦手な分類の方々ではないかもしれませんが、
今や日本において深刻なレベルで減っているとされるのが”読書”の習慣です。
欧米でも読書が及ぼす脳や神経伝達などへの影響は数多く研究されている中でどれも素晴らしい
データが出ていますが、それを知っていても、行動に移せている人は多くないように感じます。
 
筆者自身は2ヶ月に1冊ほどは本を手にして読むのですが(勢いに任せて1ヶ月で3冊とか読むときも)
これも社会人になってから身についた習慣のひとつです。
子供の頃から学生時代、社会人2年目くらいまではまったくと言っていいほど興味ないタイプでしたが
きっかけはネットの記事で見た
 
「本ってすごくて、書いた人の経験とか価値観とか想像力が、たった数千円で手に入るんですよ」
 
みたいな感じの誰かの言葉でした。 ※もはやその記事が誰のものだったかも覚えてないですが...
 
そこからまずは自分の好きなジャンルの本、特に偉人や有名スポーツ選手などの伝記や自叙伝などを
読みはじめ、ときには他人からオススメされたものを読んでみたり、と...
少し話は逸れましたが、いつ頃だったか、ふと思い返してみたら自分の中で読書も”トレーニング”の
一部だと感じるようになっていました。
 
“トレーニング”の語源は[TRAIN:トレイン]です。
おわかりかもしれませんが現在では[電車]と訳すのが一般的ですが、もともとはラテン語の
[引っ張る]という意味が元とされており、”目的の場所まで導く”というのが正しい意味合いなんだとか。
 
トレーニング、いわゆる筋トレでも、自分の目指す身体や目的のために自分自身を導くことになるので
筋トレも、食事も、睡眠や休養も、極論すべてがトレーニングの一部と言えるのかもしれません。
 
筆者自身の中で読書も”トレーニング”の一部だと思うのは主に2つの理由からです。
 
ひとつめに、リラックスと集中力の自覚。
ふたつめに、自分自身の振り返りとリセット。
 
筆者は”読書するぞ~!”と思って読書することはほとんどありません。
時間ができたとき、また時間ができそうなときに”ちょうどいいや!読も!”って感じで読むので
完全にリラックスモードです。
リラックスモードのレベルが高いときは、集中力も高くどんどん読み進められます。
なかなか集中できないときはリラックスしきれていないと判断し、そうそうに別のコトやったりに
切り替えることもあったりします。
リラックス度合いと集中力の感覚をチェックというか判断する材料として読書は筆者の中で
とてもいい指標になっていると思います。
 
また読書をしていると、ほとんどの場合はその本の内容に自分を”投影”して読んでいます。
たとえば自己啓発系の内容の場合は、自分が活かすとしたらどんな方法がいいか、であったり
職場で活かすにはどう活用すべきか、とか。
また逆にすべてを肯定的には読み取らずに「いやいや、この内容はその企業やその立場だからできるだけだし」
などと主観としては批判的に見たりすることもあります。
読書の中で、自分を”投影”することで自分はどうか、自分の考えは凝り固まってないか、
また全部を肯定的に、逆に全部を批判的に読み取ってしまうような偏った精神状態になってないかを
確認できる時間になっているとも感じてます。
 
 
筆者にとって”トレーニング”の1番の目的は『人生を豊かにすること』です。
理想的な身体に近づく、自分の生活習慣になる、免疫力が上がる、その他もろもろ...
読書をすることで、筆者にとっては”人生が豊かになる”ような気がしますし、体調や精神面での調子も
整い、かつ次の日の仕事や筋トレなどに対するモチベーションも上がったりもします。
もはやそれは筆者にとって大事な大事な、人生における”トレーニング”と言えるのです。

それでは次回のコラムもお楽しみに!
 
Training Enriches Your Life♪
Written By MeirakuFitnessclub Fujii.
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