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67.身体作りで大切にしていること(前編)
2022-12-05
カテゴリ:健康
皆様こんにちは、こんばんわ!
明楽フィットネスクラブの藤井です!

第67回のコラムテーマは【ボディメイクで大切にしていること:前編】と題してお話したいと思います。



皆さん、良いトレーニングしてますか??
良いボディメイクしてますか??
良いトレーニング・ボディメイクってどんなモノですか??
 
というわけで今日は筆者自身が、また筆者が今までパーソナルトレーニングを受け持たせて
頂いた方や身近に見てきた方々の中で”良くなっていった”ときの傾向として
『これは絶対に大切!!』と実感しているコトについて解説していきます。
 
 
さっそく結論から… それは…
 
【必要以上のストレスを溜めないこと】
 
個人的にはこれに尽きると思っています。
 
どれだけ重さを扱っても、どれだけ回数をこなしても、どれだけ長い時間トレーニングしても、
そしてどれだけ脂質やカロリーを抑えた食事を頑張っても…
すべてが”ストレス”に感じてしまえば、良い変化を生み出すことは難しいと思っています。
 
まずトレーニング自体や食事(栄養補給)自体がストレスに感じてしまうと絶対に長続きしませんし
多くの場面で妥協してしまい、当然効果を最大化させられるわけもありません。
 
また、ボディメイクは”生活”です。 生活の一部ではなく”生活”なんです。
運動習慣や食事が反映されているだけでなく、起床や就寝の時間、睡眠の質、食事の時間帯、排泄、
その日の仕事上などの運動量や体力の消耗などなど、すべての要素で身体は出来上がっています。
もちろんすべてをコントロールすることはプロボディビルダーなどでない限り、
ほとんどの方にとっては難しいと思います。
逆に言えばコントロールできるところにこそ、チカラを入れて余分なエネルギーとストレスを
かけないようにすることが重要とも言えます。
 
科学的な根拠ももちろんあります。 わかりやすく大きなところだけ説明しますね。
“コルチゾール”と呼ばれるホルモンはご存知でしょうか?
ヒトがストレスを感じると分泌量が爆増することから[ストレスホルモン]とも呼ばれます。
このコルチゾールは糖やタンパク質の代謝、また脂肪の分解などの代謝に関わっています。
ストレスを感じ、このコルチゾールが多量分泌されると、超簡単に言うと”生命維持”をしようと
体内のいろんな組織に働きかけます。
“生命維持”というのは、まず消費エネルギーを減らすこと。
糖や脂肪の分解・代謝を抑え込み、エネルギーを消費しないように筋肉などの蓄積された
組織からタンパク質などを分解しエネルギーに変換しようとしてきます。
つまり糖や脂肪は体内に溜め込もうとし、筋肉や骨などに使っているタンパク質を分解し
ガソリンのように使うように促してしまう、というわけです。
 
また脳への影響も強く、コルチゾールの働きによって身体活動を抑えようとするため
身体を動かす”気力”が減少し、慢性化したりひどい場合には鬱など精神疾患の原因にもなります。
 
上記のようにストレスを”大きく”そして”慢性的に”感じている状態はボディメイクにおいては
特に重大なダメージになってしまうのです。
 
とは言え、ストレスを感じずに、とかストレスをコントロールして、とか最近の啓発本の
タイトルなどでも目にしますが「それができりゃぁ苦労しないっつーの!!」と
筆者も思うわけで、次回のコラムではそんな筆者自身が日頃から『心がけている』という
レベルの心理的な(?)、というより思考方法についてご紹介していこうと思います。
 
まぁ極論かもしれませんが、ボディメイクは誰の為でもなくあくまで自分の為に
やっていることであって、いかに自分の為に、気持ちよくやれるか、ってことですね!!

それでは次回のコラムもお楽しみに!
 
Training Enriches Your Life♪
Written By MeirakuFitnessclub Fujii.
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