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7.トレーニングの原理原則
2021-10-11
カテゴリ:運動
皆様こんにちは、こんばんわ!
明楽フィットネスクラブの藤井です!

第7回のコラムテーマは【トレーニングの基礎学-其之壱-】について解説します。



テーマだけみるとちょっと小難しそうに思う方もいるかもしれませんが、
そこは私がトレーナーらしくわかりやすくお伝えしますのでご安心を!
 
それでは、まずは『トレーニングの原理』から。
 
原理とは、つまり“これが無ければトレーニングとは言えない”という根幹の部分のことを指します。
 
≪過負荷の原理≫
別名、オーバーロードとも言われ、ザックリ言うと
「日常生活レベル以上のことをおこなうことで、はじめてその行為はトレーニングといえる」
ということです。
 
≪特異性の原理≫
目的と違うことをしていてもトレーニングとは言えない、ということ。
簡単に言えば、脚を鍛えたいのにチェストプレスばかりやっていても
さすがにそれはトレーニングとは言えない、ということです。
 
≪可逆性の原理≫
トレーニングを一定期間していても、また一定期間やめてしまうと
トレーニングをしはじめる前の元の状態の身体に戻っていってしまう、ということです。
 

そしてここからは『トレーニングの原則』に進みます。
 
原則とは、“これをきちんと守ることで効果が上がりやすくなる”という教示のようなものですね。
 
≪漸進性の原則≫
段階ごとに徐々に負荷を上げていくこと。
ヒトの身体は同じ刺激には慣れてきてしまうので徐々に負荷(重さ、回数、セット数など)を
上げていくことで効果を出やすくしていく必要があるのです。
 
≪個別性の原則≫
ヒトそれぞれ、個別の体力や目的に合わせることでトレーニングの効果を上げていくこと。
当たり前と言えば当たり前ですが、男性と女性、若年層と高齢層、身長や体重の差などによって
同じ種目、同じ重さ、同じ回数でいいはずはありませんよね。
 
≪全面性の原則≫
全身、バランス良くトレーニングすることで全体としてのトレーニングの効果は上がるということ。
アメリカアニメのポパイ(例えが古いですが、、、)のように肘から先だけが太く!なんてことは
現実にはほぼ間違いなくありえません(笑)
 
≪意識性の原則≫
トレーニングで使っている部位(筋肉)を意識しながら動かすことで、より効果が上がるということ。
良いカラダの方がよく自分の筋肉を見ながらトレーニングしたり、触りながらトレーニングしたり
しているのにはちゃんとした科学的根拠があるのです!
 
≪反復性(継続性)の原則≫
トレーニングは繰り返し、かつ継続的におこなうことで効果が上がっていくということ。
これは言わずもがな、ですね。
 
 
ざっと説明してきましたが、この原理原則に基づいて自分のトレーニングの基礎を見直してみることが
トレーニングを効率良く、かつ効果的におこなうための第一歩だと私は考えています。
 
それでは次回のコラムもお楽しみに!
 
Training Enriches Your Life♪
Written By MeirakuFitnessclub Fujii.
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