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12.食事の極意は"見直す"こと ~前編~
2021-11-15
カテゴリ:栄養
皆様こんにちは、こんばんわ!
明楽フィットネスクラブの藤井です!

第12回のコラムテーマは【食事の基本は"減らす"ではなく"見直す"】についてお話したいと思います。



さっそくですが、皆様ダイエットに挑戦したことはありますか?
ネットの情報によると、女性の場合で[ダイエットに挑戦したことがある]という人は全体の約8割、というデータや
[現在、なにかしらのダイエットや食事等の調整をしている]という人も約4~5割いる、というデータもありました。

そんな中、皆様が日頃よく聞くダイエットの定番といえば、『低炭水化物ダイエット』などに
代表されるように“減らす”ことにフォーカスされることが多いのではないでしょうか?

今日はその"減らす"という部分について、少し語っていきましょう。
 
まず前提として、摂取するカロリーと消費カロリーの関係上、摂取量を“減らす”ことで減量としての
効果は見込める、というのは言わずもがなですが、必ずしもそれがイコールで健康と繋がるわけではありません。
 
具体的なたとえを挙げていきますと...
 
①ノンオイルドレッシング
 
文字通り、脂質を極端に制限・削減し、そのため総カロリーもかなり少なく作られたドレッシングで
今やその味・種類たるや各社総勢で50種類以上にもなるとか…。
 
しかしそんな各社チカラを入れているノンオイルドレッシング。
健康のため、と思って積極的に使用してしまっているとしたら少し勘違いをしてしまっているかもしれません。
 
と、言いますのもノンオイルドレッシングは脂質を抑えるために旨味成分になるものも
削減されてしまっている場合が多く、その削った分を補うために様々な糖質化合物(果糖ブドウ糖)
精製塩分(化学的に作られた塩分)を通常のドレッシングよりも多く使用されており、
簡単に言ってしまうと“余分なモノ”や“身体に良くないモノ”がたくさん入っているケースが多いのです。
 
また、もうひとつの皆様の陥りやすい勘違いが油=悪いモノ、というイメージにあるのではないかと思います。
 
実はサラダなどの野菜類を食べるときに、まったく油を摂らない、というのも実は良くないことなのです。
 
なぜかというと、野菜類によく含まれるビタミンは『脂溶性』『水溶性』の2分類あり、簡単に言うと
油に溶けてカラダに吸収されやすくなる種類のビタミンがあるからなのです。
 
ニンジンやトマトに良く含まれるビタミンA
きのこ類にみられるビタミンD
カボチャやピーマンなどの黄色・赤系に多いビタミンE
少し特殊ですが、パセリやバジルなどに多いビタミンK
 
これらは脂溶性ビタミンであり、ノンオイルドレッシングでサラダとして食べてしまうと
吸収効率がやや悪く、正直言ってモッタイナイのです。
 
もっともっとアツくお伝えしたい栄養に関するお話がたくさんあるのですが、
今回はノンオイルドレッシングとビタミンについて、まずはお伝えさせていただきました。
 
次回は今回の栄養のテーマから引き続きお伝えしたいと思います。
 
それでは次回のコラムもお楽しみに!
 
Training Enriches Your Life♪
Written By MeirakuFitnessclub Fujii.
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