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14.秋冬・最強料理のスゝメ
2021-11-29
カテゴリ:栄養
皆様こんにちは、こんばんわ!
明楽フィットネスクラブの藤井です!

第14回のコラムテーマは【秋冬・最強料理のスゝメ】と題してお話したいと思います。



気付けばもう11月も終わりがけ。 もう目の前には本格的な冬!!
というわけで、今回のコラムはこの冬、栄養面でも間違いなしの最強料理をお伝えしていきます。

今回、筆者が紹介する秋冬の最強料理は!?!?

『豚汁』

ズバリ、コレです!! では解説してきましょう。

まず材料ですが、地域やご家庭によって違いがありますが、入れるべきオススメの材料という意味でも軽くご紹介します。

●豚肉
名前のとおり、豚汁の主役です。
主成分としては、やはりタンパク質ですね。
脂質もやや多いところが弱点とも言えますがタンパク質を主菜としてじゃなく汁物として
多く摂取できるというのが嬉しいところです。
併せて、ビタミンBが多いのも特徴です。
特にビタミンB1が豊富に含まれており、このビタミンB1は水溶性(水に溶けやすい)
という特徴があるため汁物と一緒に摂れるのは最高です。
ビタミンの種類の中でも熱に強いB1なので豚汁として食すことはベストの選択と言えます。

●にんじん
にんじんはできれば、皮を削ぎ落とさず使いたいです。
にんじんはβカロテンという成分が有名ですがこのβカロテンは体内に摂り込まれると
小腸でビタミンAに変換されます。
このビタミンAは抗がん作用や皮膚・粘膜を正常に保つ役割を持っており、ビタミンの種類としては
脂溶性(あぶらに溶けやすい)であるため、豚肉などのやや脂っ気の多いものとの相性も抜群に良いといえます。

●ごぼう・大根・れんこん(根菜類)
根菜類には食物繊維が多く含まれており、一言で言ってしまえば、体内環境を整えてくれます。
また根菜類にはポリフェノールを含有しているものも多く、よく聞く“抗酸化作用”が期待でき、
血液の流れを良くしてくれたり、アンチエイジングの効果も最近では話題となっています。

●いも類
地域によっては豚汁にさつまいもを、また地域によっては里芋を、というように 様々アレンジがありますが
総じていも類は食物繊維が多く含まれること、またビタミンCが多いのも特徴です。
食物繊維は前述のとおりですが、ビタミンCは体内のコラーゲン合成に役立っており、筋肉や骨、
血管や皮膚の細胞の強化のために身体に必要な成分です。
熱に弱い性質もありますが、いも類に含まれるビタミンCは比較的逃げにくく、中でも特にじゃがいもは
調理におけるビタミンCの損失が少ないことで知られています。
(ですが長い時間、茹ですぎないことをオススメします)

●味噌
ご存知の通り、豚汁は味噌汁の一種です。
味噌汁に使われている味噌は主成分は大豆です。
大豆も食物繊維が多く含まれ、また高タンパクかつ低脂質なのも良い点です。
大豆イソフラボンというのも聞いたことがあるかと思いますが、これは女性ホルモンに似た働きがあり、
ホルモンバランスの調和、また各体内箇所からのカルシウムの流出を防いでくれる役割もあります。

このように食材を良い方向へ活かし、総合的に身体に必要な栄養を一度の食事の中で摂ることができる豚汁。
これが筆者が秋冬にオススメする最強料理です!!
是非一度、、、 いや週1くらいのペースでどうぞ(笑)

それでは次回のコラムもお楽しみに!
 
Training Enriches Your Life♪
Written By MeirakuFitnessclub Fujii.
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