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28.健康への近道「ありがとう」
2022-03-07
カテゴリ:健康,雑学
皆様こんにちは、こんばんわ!
明楽フィットネスクラブの藤井です!

第28回のコラムテーマは【健康への近道「ありがとう」】と題してお話したいと思います。



今週、3月9日がきますが某アーティストさんの「3月9日」という曲を聴くと
あぁもう卒業シーズンだなぁと感じます。 ※実際は卒業ソングではないそうですが…

コラムでしんみりしても仕方がないので、健康にちなんだ話をしていきましょう!
3月9日といえば「“3+9”=“Thank You”」ということで「感謝の日」ともいわれます。
 
皆様、日頃から周りのいろんなモノやコトに感謝の思い、また言葉を発していますか?
 
とある調査によると成人男女の1日での平均で「ありがとう」を言う回数はなんと
5回程度なんだとか。
ちなみに10代(学生時代)を対象とした調査では1日平均で10回程度。
大人になるとなかなか感謝の言葉を口にしたり受けたりすることが減っているようです。
 
実は思いや言葉には不思議なチカラがあり、科学的に証明できるような身体や健康への
影響というのがあるのです。
 
感謝の思い、言葉、また気遣いや思いやり、優しさのある行動をしたり、受けたりすると
世間でいうところの「幸せホルモン」が体内(脳)で分泌されるのです。
この通称「幸せホルモン」ですが、科学的にみていくと以下のようになります。
 
・オキシトシン(他のホルモンの分泌促進効果)
・ドーパミン(活発な精神構築の促進効果)
・セロトニン(他のホルモンの分泌の増減効果)
・β-エンドルフィン(ストレスなどの緩和効果)
 
が主な分泌ホルモンで、それ以外にも
 
・エストロゲン(女性ホルモンの一種)
・フェニルエチルアミン(別名:恋愛ホルモン)
 
などの女性ホルモンとともに多く分泌されるものなどもあります。
 
もちろん各ホルモンや分泌物質はそれぞれが単体で分泌されるわけではなく
おおよそのものは連動して分泌量が増えることが多いです。
 
なにか嬉しいことや楽しいこと、気分が上がるようなこと、感動すること、
落ち着くこと、恋愛のような心躍ること、スポーツや運動での活発な身体活動、などなど。
 
様々な場面でこうした「幸せホルモン」が分泌され心と身体に影響を与えているのです。
 
今やアメリカの大学をはじめ、日本の大学でも研究が進められているこの「幸せホルモン」。
 
特に日本の大学で近年進められている研究が「言葉」や「行動」による幸せホルモンの
分泌影響についてです。
 
心の中の作用のみならず、冒頭でも述べたように感謝の言葉や気遣いの行動でも
このホルモンが増加されることがわかり、それだけでなくその言葉や行動をする側も
受けた側も両方に増加分泌が確認されたことで、より一層このホルモンに対しての
関心が高まっています。
 
与える側も受ける側もその恩恵を得られるのですから、どんどん感謝の言葉を口に出し
どんどん気遣いの行動をし、併せて運動やスポーツをすることでガンガンに相乗効果で
「幸せホルモン」を増やしていきたいですね。
 
なお別の研究結果によると、感謝の言葉を発したり受けるに比べ、謝罪の言葉を発したり
受けるのとではホルモンの分泌にも作用し、鬱や精神的なストレスなどのダメージに
大きな影響があるそうです。
 
筆者は子供の頃に親から「謝るよりもお礼をいっぱい言える子になれ」と言われ続け
今ではふとしたときに「すみません」や「申し訳ない」という言葉が出そうになった際は
一呼吸おいて、「ありがとう」が口から出るように意識付けされています。

それでは次回のコラムもお楽しみに!
 
Training Enriches Your Life♪
Written By MeirakuFitnessclub Fujii.
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