31."プロテイン"と仲良くなろう②
2022-03-28
カテゴリ:栄養
皆様こんにちは、こんばんわ!
明楽フィットネスクラブの藤井です!
第31回のコラムテーマは【"プロテイン"と仲良くなろう②】と題してお話したいと思います。
前回のコラムからの続編となりますので、もしよろしければ前回分もお読み頂けると
よりわかりやすいかと存じます。
前回のコラムでは“プロテイン”の分類についてお話いたしました。
今回はその分類も踏まえまして、どんな方にどんな“プロテイン”がオススメか
ということをお伝えしていきます。
まず【ホエイプロテイン】ですが、特徴として
・タンパク質含有量が多い
・体内での分解・吸収が早い
というものがあります。
なので、筋トレ後にすぐ飲む用としては最も適していますし、他2種に比べ
飲みやすいモノが多いです。
次に【ソイプロテイン】の特徴は
・タンパク質以外の栄養素の含有量が多め
・体内での分解・吸収はゆっくりされる
となっており、前回のコラムでも記載しましたとおり、女性向けのプロテインの
ほとんどはこのソイプロテインがベースになっています。
大豆由来のタンパク質源のため、食物繊維や鉄分などのミネラルも他の2種に比べ
豊富で、それに加えビタミン類も多種、合成されているものが多いです。
吸収がゆっくり=腹持ちが良い、という点も女性向けのプロテインとしての評価を
高めている要因かと思います。
ここまで3種の、原材料による“プロテイン”の分類について解説しましたが
ここからがさらに重要な部分になります。
ここまでお読み頂いて思ったのでは?
「自分“プロテイン”飲んだ方がいいの?」
結論を言うと、飲んだ方がいい人がほとんどです。
そもそも、1日の食事の中でご自身に必要なタンパク質の量を摂取できているか
というところから見直してみる必要があります。
成人男性であれば1日あたり60~65gの摂取、成人女性の場合は50gの摂取が
基準値と言われています。
立ち仕事や、身体を動かすハードワーカーの場合にはさらにそれ以上ですし
プラスしてフィットネスクラブなどで運動される方はさらにさらにそれ以上に必要です。
50g以上のタンパク質を1日の食事で摂取する、となると“意識して”食べないと
なかなか難しいものです。
そこで運動後や就寝前の身体が回復に入る良きタイミングで“良質な”タンパク質を
身体に摂り込む、ということこそが“プロテイン”の用途の真髄です。
トレーニング終わりすぐに、鶏ささみ肉を何十グラムも食べられますか?
毎日の就寝前にステーキでタンパク質をガッツリ、なんて摂れますか?
“プロテイン”はあくまでそうした“無理”を解消するための補助的な役割なのです。
自分に合う“プロテイン”を自分に合うタイミングで、自分の食事や生活に合わせて飲む。
これこそが“プロテイン”と仲良くなるコツです。
次回も引き続き“プロテイン”のお話を。
現在販売されている“プロテイン”のオススメをいくつかご紹介したいと思います。
それでは次回のコラムもお楽しみに!
Training Enriches Your Life♪
Written By MeirakuFitnessclub Fujii.