本文へ移動
35.日本と海外の"差"
2022-04-25
カテゴリ:雑学
皆様こんにちは、こんばんわ!
明楽フィットネスクラブの藤井です!

第35回のコラムテーマは【日本と海外の"差"】と題してお話したいと思います。



もうまもなくGWですね!!
年に数回の長期連休のひとつ、と待ちに待っている方もいるのではないでしょうか?

ご存じかもしれませんが、このGWは日本特有の文化です(中国の黄金周という文化もかなり似ています)
特に欧米諸国からしたら日本のこうした文化はどう映っているのでしょう?
また日本と欧米諸国と比べるとどうなっているのでしょう?
今日の記事は"日本と他国の文化"にフォーカスし、フィットネスや健康も絡めてお話しをしていきます。

さて今や日本における国民の祝日は年間16日もあり「第〇〇週の月曜日」というように
連休取得しやすいような制度も導入されました。
 
しかし国の実施した調査によると、日本の企業の有休休暇の取得率はおよそ50%といわれ、
世界でワーストの有休取得率となっています。
このワースト記録、過去10年間で7回もワースト1を獲ってしまったというのですから、
恐ろしいハナシですね。
 
ちなみにヨーロッパでは8割ほどの国が有休取得率が100%となっており国によっては
企業が従業員の家族向けにアンケートを実施し、家族から見た従業員の働き方に無理はないか
家族と過ごす時間は適正に確保できているか、仕事や余暇に対する精神状態は良好かなどを調べ
有給取得の斡旋をしたり、福利厚生で還元したりするような制度を設けているといいます。
 
そうした企業努力、また国や街単位での取り組みが結果として功を奏している、素晴らしい模範、
モデルになるのではないでしょうか。
どこか日本も見習えるところはないものか…
 
またアメリカは“肥満大国”と言われて長いですが、未だに国民の肥満率は上昇の一途を辿っています。
そんな中、フィットネスに対する関心も昔から高くフィットネスクラブに通う割合は世界でダントツの
№1をひた走っています。
 
アメリカの保険制度はもちろん日本と違い、日本と比べて保険料の個人負担が大きく
全国民が保険制度に加入しているわけではありません。
 
そこで保険会社が目をつけたのが、フィットネス企業との連携でした。
保険加入の特典として、フィットネスクラブへの加入の割引をしたり、定期的にフィットネスクラブ通った場合
健康診断などの一部医療費の個人負担が軽減されたり、というインセンティブ(特典制度)を設けたのです。
 
これにより保険加入者もここ10年で一気に増え、フィットネスクラブ参加率もグッと高まったのです。
 
アメリカでは今や健康産業という枠から予防医学としての国単位での取り組みにシフトしつつあり
今後10年や20年の動きに期待が高まっています。
 
ちなみにフィットネスクラブへの参加率(フィットネスクラブへ通ってる人口割合)を見てみると
日本や欧米諸国でのその差は歴然です。
 
●日本・・・約 3%
◇欧州・・・約12%
★米国・・・約18%
 
いかがですか?
 
まだまだ日本がフィットネスに対しての優先度が低く、運動や健康への意識が高まって
いないのを痛感しますね。
 
同時に、働き方や時間の使い方、自分に対する投資、という意味でももっともっと
改善できることがあるように思ってしまいますが、国の制度、企業の制度
もろもろが関係してきてこれ以上は難しいですね。。。
 
なにを言いたいか、というと!!
現代の日本という国で、フィットネスクラブに通っておられるアナタはエライ!!
 
ということで、まとめとさせて頂います。

それでは次回のコラムもお楽しみに!
 
Training Enriches Your Life♪
Written By MeirakuFitnessclub Fujii.
TOPへ戻る