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38.時代エネルギーとeスポーツ
2022-05-16
カテゴリ:その他
皆様こんにちは、こんばんわ!
明楽フィットネスクラブの藤井です!

第38回のコラムテーマは【時代エネルギーとeスポーツ】と題してお話したいと思います。



突然ですが、皆様”eスポーツ”は聞いたことはありますか?
“eスポーツ”とは”エレクトリック・スポーツ”の略語で
ビデオゲームを使った様々な対戦をスポーツ競技として確立したものを指します。
 
つまり野球ゲームや格闘ゲーム、はたまた懐かしの”ぷよぷよ”などを
モニター越しに対戦し、競技化したものを総じて呼んでいます。
 
今やゲームは友達同士の親睦ツールのみならず、選手、ファン、
スポンサーまでつくような一大市場と化しているのです。
 
イメージしにくいかもしれませんが、今の状況でeスポーツ市場が
順調に拡大していくと来年2023年には世界での市場規模で
日本円にして1,750億円以上にものぼると計算されています。
 
これはアメリカのNFL(アメフト)やMLB(野球メジャーリーグ)、
ヨーロッパのサッカーリーグなどと比べるとまだまだ大きくはない
数字ではありますが、世界各国のラグビーリーグの市場規模よりも
大きい計算になります。
 
また恐るべきはその成長速度にあります。
スポーツ等における市場規模の成長上昇率はその競技特性と
地域性などがマッチした場合にのみ大幅に成長するとされており
どんな競技も競技がプロ化されてから1,000億円規模になるまで
早くても50年はかかるともされる論文もあるくらいです。
 
eスポーツの歴史を辿っても定かではない部分もありますが
“eスポーツ”という名称自体は2000年に韓国で[韓国eスポーツ協会]
というのが設立されたときに名称として登録されたのがはじまり
ともいわれていますのでまだ定義として走り出してから20年強といった
ところでしょうか。
 
古くは1970年後半から1980年代にアーケード式のゲームの
大会(スペースインベーダーなど)があったのでその時代を最初の
eスポーツとすることもあるそうですがやはり本格的な広がりは
1990年代中期、インターネットの急速な普及によって
いわゆる”オンライン”ゲームが拡大したことによります。
 
インターネット環境があり、オンラインでゲームができる状況ならば
世界中の誰もが同じ舞台で対戦することができる。
これこそがeスポーツの市場規模の成長の最大のチカラです。
 
野球をするにはスタジアム(またはドーム)が、サッカーや
ラグビーをするには同じくグラウンドが、バスケットボールや
バレーボールなら室内コートが必要になります。
 
数万円... 数十万円... おそらく100万単位でかけても
環境整備すら整わないでしょう。
そう考えると極論、数千円~数万円でまずはeスポーツの土俵に
立つことができる、というのは当然規模の拡大にはこの上ない
好条件と言えるのではないでしょうか。
 
そしてこの成長は時代背景の後押しも大きいと感じます。
 
世界各国の情勢や環境に差はあるものの、世界的に(特に都市部)
若年層から外出率の低下が加速していることもあり
子供のときからeスポーツ(またはそれに近い)に触れる機会が
1990年以前と比べると圧倒的に増えているのは間違いないでしょう。
 
あくまで予想ではありますが、ここからの50年で世界の大手の
スポーツリーグの一角に滑り込んでくるくらいの勢いは全然あるでしょう。
 
余談ですが、、、
今、海外(アメリカや韓国)ではゲームをやる方向けのサプリメント
“ゲーミングサプリ”も市場規模を少しずつ広げています。
 
フィットネス市場も良い意味で狡猾に、貪欲に世間に広まって
いけるナニカが広がると喜ばしいなぁと思う今日この頃です。

それでは次回のコラムもお楽しみに!
 
Training Enriches Your Life♪
Written By MeirakuFitnessclub Fujii.
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