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69.栄養学をもっと身近に
2022-12-19
カテゴリ:栄養
皆様こんにちは、こんばんわ!
明楽フィットネスクラブの藤井です!

第69回のコラムテーマは【栄養学をもっと身近に】と題してお話したいと思います。



カロリーの計算、栄養素の含有量、調理方法、食事のタイミング、外食時の考慮…
栄養学は駆け出しトレーナーやフィットネス始めたてさんの方々にとってトレーニング理論や
解剖学よりも実践するのが難しいといわれます。
 
確かに筆者自身もトレーナーとして働きはじめたときは筋トレの実践を指導することがメインで
栄養面や食事の指導には確固たる自信がなかったのも事実です。
 
今回のコラムではそんな栄養学を筆者自身がどうやって得意分野にして、また実践力を高めたか
についてお話していこうと思います。
 
 
まず一般的な健康増進やファントレーニー(趣味的なフィットネス愛好家)にとって、
栄養学の本を購入したりなどの細かな”勉強”まではオススメしません。
もちろん興味として知識を深めたいということであれば、栄養学書を手にするのも効果的ではあります。
最初にお話しした栄養学の難しい点という観点で、栄養学は知識を知恵に変換し実践するところまでが
もうひとハードル、難易度が上がるところにあります。
各栄養素、ビタミンやミネラル、脂肪酸やアミノ酸などの知識を学んだとして、その知識を実際に
自身が食事として摂取するとなると非常に難しくなってしまうのです。
 
そこでまず基礎の基礎として押さえておくべきなのが”カロリー”に関わる三大栄養素の
タンパク質・脂質・炭水化物についてです。
以前お届けしたコラム【改めて”カロリー”を知ろう】の回で各三大栄養素についてお話しました。
タンパク質 4㎉/g ・ 脂質 9㎉/g ・ 糖質 4㎉/g というマクロバランスで各食品の
カロリーが決まっています。
 
身体を大きくしようと思ったら、なるべくカロリーの多いモノを摂りたいですし
瘦せようと思ったら、なるべくカロリーの低いモノを摂りたいですよね。
カロリーの増減はとにかく三大栄養素の量・バランスで決まっているので、そこに着目して
基礎的な知識を頭に入れておいて、実践できる知恵を掴めばいいわけです。
 
ここからが筆者自身がどうやって知恵を取り入れていったかですが、これは絶対に誰にでもできて
かつ少しの時間があれば簡単に実践できる方法なのでオススメです。
 
それは、、、
 
コンビニやスーパーで弁当やおにぎり、パンの成分表をめっちゃ見る!!!!
 
コレです!!!!
 
アナタは今、コンビニにいます。
買いたいものが決まってようがなんだろうが、お弁当コーナーかパンコーナーにいってください。
そこに陳列されている商品を手に取って、片っ端から裏面の成分表を眺めてください。
さすがは現代のコンビニ!
必ず裏面などにタンパク質・脂質・炭水化物の各グラム数とカロリーが表記されています。
それぞれのグラム数を見たうえでもう一度、表面にして商品自体を見てみてください。
「あぁやっぱりこの食材を使ってると脂質は多いのかぁ」
「カロリー多そうと思ったけど、意外とそうでもないしタンパク質も多めでよさそうじゃん」
「脂質が多いのは食材のせいかな? 調理法のせいかな? 今度調べてみよう!」
 
各食材ごとの知識をつけていくよりも、料理の現物を見ながら料理名としても視覚に叩き込みつつ
その栄養素バランスやカロリーを知ることができる、というのは非常に実践力が増します。
 
そしていろんな商品をみていくと段々と”傾向”がみえてきます。
使ってる食材なのか、調理法なのか、調味料なのか…
必ずカロリーの高い・低いには要因があって、その要因は三大栄養素でしかないのです。
 
これが筆者が栄養学を、そしてダイエット学をまず最初に学んだ超超超オススメの方法です。
是非一度、いや二度三度、、、 何万回でもお試しください!!

それでは次回のコラムもお楽しみに!
 
Training Enriches Your Life♪
Written By MeirakuFitnessclub Fujii.
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