71.もっとも理想から遠ざかるモノ
2023-01-09
カテゴリ:健康,運動
皆様こんにちは、こんばんわ!
明楽フィットネスクラブの藤井です!
第71回のコラムテーマは【もっとも理想から遠ざかるモノ】と題してお話したいと思います。
新年、明けましておめでとうございます。
本年も明楽フィットネスクラブを、そしてこちらのコラムをよろしくお願い申し上げます。
さて新年早々にタイトルはなかなか厳しい言葉を並べてしまいましたが、年末年始は皆様
なかなか運動、できてないのではないでしょうか?
当クラブでは1月4日から2023年の営業開始となりますが、もしかすると1週間以上も運動の
間隔が開いてしまった、という方もいらっしゃるのでは?
今回のコラムタイトルで挙げた”もっとも理想から遠ざかるモノ”とは、そうです。
間違いなく【怪我】です。
仕事をしようにも、身体作りをしようにも、趣味を楽しもうにも、すべてがすべて怪我をしてしまえば
理想から遠ざかってしまうことは間違いありません。
そこで今回は久しぶりのトレーニング再開、特にこの冬の寒い時期に間が開いてしまった際に
気を付けたいことや対処法についてお伝えしていこうと思います。
絶対にこの時期の、また久しぶりのトレーニングや運動を甘くみちゃいけませんよ!!
● 気温低下による筋肉の緊張度上昇 ➡ 固まりやすくなっているためウォーミングアップ必須
● 気温低下に伴う柔軟性の低下 ➡ 関節も硬くなっているので運動前のストレッチは必須
● 血管収縮による血圧の上昇 ➡ 急な動作や急な高強度のトレーニングは危険
● 気づかぬうちに水分が奪われる ➡ 汗などが出にくかったり喉は乾きにくいが水分補給は必須
こんなところが冬時期に気を付けたい点と対策になります。
具体的に少し解説していきましょう。
● 筋緊張度の上昇 ➡ すぐにストレッチに入るのではなく軽度の有酸素運動(ウォーキングやバイク)
などで全身の血液の流れを良くし、身体の温度を芯から温めておくことで
筋肉内部の毛細血管なども血流促進され筋温をあげておきましょう!
● 柔軟性の低下 ➡ 関節に関わるのは各筋肉が骨に付着する部分でもある”腱”です。
前述のように全身を温めてから、ストレッチをおこなうことで筋肉だけでなく
筋肉から骨へと繋がる腱へも軽く刺激を与えることで関節や腱そして筋肉の
柔軟性を上げておきましょう!
ここでのポイントは【ダイナミックストレッチ】が有効ということです。
通常の柔軟動作としてのストレッチ、一定時間筋肉を伸ばした状態を維持する
方法を”スタティックストレッチ”といい、維持や固定をせずに身体を動かしながら
筋肉を伸ばし、ほぐす方法を”ダイナミックストレッチ”といいます
● 血圧の上昇 ➡ 寒さで筋肉や身体が硬くなっているということは当然、内部組織にあたる血管も
硬くなっているので血管にかかる圧力、つまりは血圧も高くなります。
その状態に急な動作や高強度の動作が入ると血管が圧に耐えられず…なんてことが
あっては本当に恐ろしい結末になってしまいます。
そうならないためにも前述したふたつの対処法(ウォーミングアップとストレッチ)
にて血流を良くしておくことを強くオススメします。
● 水分が奪われる ➡ 夏場と比べ圧倒的に汗は出にくくなります。
がしかし、水分を発散しているのは冬場も同じです。
逆に目に見えない分、気づかぬうちに脱水症状に近いところまでいってしまう
というパターンも毎年フィットネスクラブではありがちな事故です。
喉が渇く前に飲む! 1セットごとのレストで必ず一口ずつ飲む!
とにかくこまめな水分補給の意識は、冬場こそ強く持つことが重要です!
ということで今回は冬、また特に久しぶりの運動やトレーニングの際の注意点をまとめて
お伝えしてきました。
なによりも理想に手をかけるには”地道”に”無理なく”ですね!
それでは次回のコラムもお楽しみに!
Training Enriches Your Life♪
Written By MeirakuFitnessclub Fujii.