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78.スクワットの持つポテンシャル
2023-02-27
カテゴリ:運動
皆様こんにちは、こんばんわ!
明楽フィットネスクラブの藤井です!

第78回のコラムテーマは【スクワットの持つポテンシャル】と題してお話したいと思います。



“美脚”という文字を見ると、トレーニングしている人間ならどうしても反応してしまいますよね?
筆者的には適度に鍛えられた大腿四頭筋、そしてハムストリングスそれぞれの筋肉のカット、
うっすら線が入った状態やお尻の下部からハムストリングス上部が一体となったような張り感、
膝裏からふくらはぎのセパレーションがキリっと見えてアキレス腱までがスッと絞れている、
そんな脚は芸術的観点で美しく評価してしまいますね。
 
誰得かとは思いますが、全体のプロポーションも含めて、こと”美脚”として今のところ個人的な№1は
Anllela Sagra(アンジェラ サグラ)さんというコロンビア出身のフィットネスモデル兼
SNSインフルエンサーの女性ですね! ※是非サグラさんのトレーニング動画とか見てみてください!
 
さてそんなわけで今日のコラムでは、美脚を作るための最強ツール”スクワット”について語ります。
 
 
まず美脚のために、いや美しい身体のためにもっとも重要なことといえば当然と言えば当然ですが
脂肪を減らすこと、ですよね!
日本の鹿屋体育大学で過去行われた研究で、中学生を対象としたものではあるのですが
対象を2グループに分け、いつもの運動(部活動や日常生活のみ)のグループといつもの運動にプラスで
1日100回の自重スクワットを週4回~6回おこなってもらったグループを作りました。
その結果、8週間後の調査では体脂肪率が平均値で4.2%減少したというのです!
しかも対象が中学生なので、おそらく大人よりも総じてもともと肥満体系だった可能性も低いと
思われますので、大人がこれを頑張れたとしたらもしかしたらもっと大きな成果を生み出せるのでは…?
 
次に紹介するのは、じゃぁスクワットをせっかくやるんだったら効果を爆上げして成果もめいっぱい
出したいですよね、ってことでそんな研究データを示してくれるのはデンマークにある
コペンハーゲン大学病院でおこなわれた実験です。
20代の男性を対象に週3回スクワットを実施してもらい、7週間は浅いスクワット(膝角度60°程)と
7週間は深いスクワット(膝角度120°のほぼしゃがむ動作)に分類しました。
具体的には月曜日に中強度(ウエイトを持って10回ギリギリくらい)を3セットやって
水曜日はやや低強度(ウエイトを持って15回程度)を3セットやり
金曜日は高強度(ウエイトを持って5回くらいがギリギリ)の状態で4セットやる、という週3回の
トレーニングデイには必ずスクワットは必須だよね!的なメニューで実施してもらったそうです。
結果からいくと、同じ重さを持ってスクワットを実施していたとしても、より深いスクワットを実施
した7週間では浅いスクワットをおこなった期間と比べ、お尻や太ももの筋肥大(筋肉の太さ)や
カット(筋肉の線)に圧倒的な向上が見てとれたことと、測定数値にはなりますが単純なジャンプ力は
なんと7倍もの差があったというのですから驚きです。
この研究論文では「対象が男性だったことから筋肥大等の効果が大きかったが女性の場合であっても
筋肉の引き締めや臀部(お尻)の筋肉を無駄なく引き締めるのには確実に効果的である」という評価を
日本の研究者も訳しています。
まして女性の方が筋肉が太くなりにくいですし、毎回のように超高強度で追い込みまくっていたら
太くなるやもしれませんが、1日のトレーニングの中でスクワット3セット程度で太くなるくらいなら
むしろビキニ選手(女性版ボディコンテスト選手)としての才能ありありなのでスカウトさせて
ほしいくらいなわけです!!
 
 
ということで今回は美脚、そしてスクワットにスポットをあてて研究データなども踏まえて
解説していきましたがいかがでしたでしょうか?
是非、痩せたいならスクワット!! 美脚ならスクワット!! 美尻ならスクワット!!
ということで筆者も激推しの最強に最も近いと思っているトレーニング種目”スクワット”!!
トレーニングに取り入れてみてはいかがでしょうか!?

それでは次回のコラムもお楽しみに!
 
Training Enriches Your Life♪
Written By MeirakuFitnessclub Fujii.
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