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37.偉人に思いを馳せる
2022-05-09
カテゴリ:雑学
皆様こんにちは、こんばんわ!
明楽フィットネスクラブの藤井です!

第37回のコラムテーマは【偉人に思いを馳せる】と題してお話したいと思います。



GWも終わり、今日(記事配信日)は5月9日。
5月9日は『源頼朝』の生まれた日、と言われています。
 
源頼朝は皆さんご存じかと思いますが、今から830年前
1192年に初代鎌倉幕府の征夷大将軍となった超有名武将ですね。
 
現在、毎週日曜放送中の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』では大泉洋さんが演じ
準主役級の活躍をしています。
 
大河ドラマでどこまで、どのように描かれるのかは定かではありませんが
実はこの『源頼朝』の死については特に謎が多いとされています。
 
今回の記事はそんな”源頼朝の死”の考察から、まさかの”健康”につなげるという
なかなか突飛なお話をしていこうと思います。
 
 
さて、源頼朝の死因については他の有名武将のように”〇〇の戦いにて没”や
“晩年は病に伏し”のような明確な記載はどの文献にも出てきていないそうで…
いくつかの文献から考察されたいくつかの説を紹介していきます。
 
もっとも有名なのは”落馬説”でしょうか。
『吾妻鏡』(これまた懐かしい)という書物に落馬からまもなく亡くなった、
という記載があったことがこの説の起因と言われていますが直接的な死因が
落馬だったかどうかは実は曖昧で『吾妻鏡』でも源頼朝の死亡時期前後の年代、
出来事はすっぽり抜けているということです。
 
落馬が直接の原因だとすると落馬時に打ちどころなどが悪く、脳内出血を起こしたか
逆に脳血管疾患系を馬上で発症したことで落馬した、とも考えられます。
おおよそ解読されている範囲でいくと落馬から17日後に亡くなったとされており
もうひとつの可能性として脳卒中の後に生じた誤嚥性肺炎もあり得るかもしれません。
 
また別の書物『猪隈関白記』の中では”飲水の病”という記述があるとされ
一説では水を欲する病=糖尿病、だったのではないか、という説もあるそうです。
が、糖尿病は直接的な死因にはなりづらいこととその他の文献にも糖尿病に近い
言葉などの記述はないため可能性は低いとされています。
 
前述の落馬が原因とする説と飲水の病というところでもうひとつ可能性が
出てくるのは”尿崩症”での死亡説です。
尿崩症は脳の中枢神経系の損傷によりホルモン分泌は正常にいかなくなることで
水分の吸収がうまくできず多尿になることで口渇や多飲を引き起こすものです。
 
この尿崩症は腎臓系のトラブルとしても考えられなくないですが
腎臓を患っていたとする文献もないため、これも可能性は低いでしょう。
 
それ以外にも調べてみると、溺死説や暗殺説、亡霊呪われ説など憶測や
考察には枚挙がありません。
 
ここから読み解くに、、、
 
まず脳血管疾患系が原因だった場合、もしかしたら食生活や生活習慣などが
より良いものであれば起こりえなかった可能性も無きにしも非ず、とも言えます。
 
よく言われる”落馬説”だとしたら、あれだけの武将がなにもなく落馬した、
というのがなかなかショッキングですが、年齢も没年51歳ということで
そもそもの体力や筋力の低下もあったのではないか、とも考えてしまいますね。
 
誤嚥性肺炎だったとすると、もしかしたらですが口腔ケア(虫歯や歯周病)に
しっかりと向き合っていれば菌が肺までいかずに済んだかもしれません。
ただでさえ昔は特に口内環境が悪かった、と聞きますし…
 
糖尿病は今も昔も、突発的に死に至る病気ではありませんが、どう考えても
生活習慣、食生活の偏りなどで生じたとしても不思議ではないでしょう。
特に当時は階級・身分の高い人ほど良質な”糖”にありつけたでしょうから。
 
 
いろいろ考察・深読み・想像もちょっと入りましたがいかがでしょうか?
どんな偉人も病には勝てず、若くして命を落とした例は数多くあります。
 
すべては無理でしょうが、可能性として、確率として、そうした原因を
遠ざけられるように[健康][食事][運動][生活習慣]に目を向けていきましょう!

それでは次回のコラムもお楽しみに!
 
Training Enriches Your Life♪
Written By MeirakuFitnessclub Fujii.
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