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41.知ってるけどわかってないこと(前編)
2022-06-06
カテゴリ:運動
皆様こんにちは、こんばんわ!
明楽フィットネスクラブの藤井です!

第41回のコラムテーマは【知ってるけどわかってないこと(前編)】と題してお話したいと思います。



一昔前に比べて現在のフィットネスクラブでは腹筋ばかりを
めちゃくちゃ長い時間、回数やっている方や
トレッドミル(ランニングマシン)でひたすらウォーキングや
ジョギングをする方はあまり見かけなくなりました。
 
背景にはネット情報の拡大やSNSでの情報入手の容易さの広がりが
考えられますが、前述のような偏った運動法が”効果なし”や
“逆効果”という認識が世間一般にも流布されたことの結果だと感じます。
 
しかしいざ「なぜ?」を問われると「そう聞いた」「なにかで見た」
という曖昧な感覚に陥ってしまうことも少なくないのではないでしょうか?
今回はそんなところを簡単にかつ嚙み砕いて解説していきます。
 
まずは『お腹周りを引き締めたいときは腹筋ばかりやっても効果薄』について。
 
これはシンプルな話、腹筋動作での消費カロリーが多くないからです。
お腹周りを引き締めたい、いわゆる痩せたい、というためには
イチにもニにも体脂肪を減らさなければなりません。
つまりはトレーニング、運動の中で効率良くカロリーを消費し
摂取カロリーと消費カロリーのバランスを消費の方を多くする必要があります。
 
ここで考えてみてほしいのはジムにあるレッグプレスというマシンです。
腹筋のマシンがある場合はそれも想像してみてもらえるとなおいいですが
腹筋のマシンで扱える重さは女性の場合だとせいぜい10~20kg程度でしょう。
レッグプレスは、というと女性でも30~40kg、体力のある方であれば
60kg以上を扱える方もいらっしゃいます。
 
また上記の重さを扱った際に連続回数はどうでしょう?
腹筋を負荷がかかった状態で10回以上できるとは想像しづらいですね。
ですが、レッグプレスであればやや重めでも15回程度は上がってしまうものです。
 
なにが言いたいか、というと単純計算で腹筋のマシンで10kgを10回挙げるのと
レッグプレスで40kgを15回挙げるのと、どちらの方がエネルギー消費が多いか
ということです。
どう考えても後者であることは一目瞭然ですね!!
 
腹筋のトレーニングに効果がない、とは言いませんが腹筋をめちゃめちゃやる
体力や時間があるのであれば、もっと消費エネルギーを出せる下半身系の
トレーニングや胸・背中などのトレーニングで全身満遍なくやる方が
どう考えても理に適っていると思いませんか?
 
腹筋のトレーニングは確かに”やった感”はありますが、腹筋を鍛えたからと
いってお腹周りの脂肪だけが落ちてくれるなんてことはありません。
 
なにをおいても[痩せる]=[脂肪削減]これに尽きる、と覚えておいてください!

それでは次回のコラムもお楽しみに!
 
Training Enriches Your Life♪
Written By MeirakuFitnessclub Fujii.
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